人間ドックを受けたら、気になるのは検査結果です。簡単な健康診断とは違い、細かい検査結果が出るものですから、検査結果もはやく知りたくなります。もしも健康状態に、何か異常があった場合は、それに対しての対策を行う必要があります。何も異常なしという安心の結果であったとしても、その健康な状態を今後も維持できるよう、努力が必要です。
まずは人間ドックの検査結果を、数字と合わせてよく確認しましょう。 健診結果で異常を認めません、という結果であれば、これからも暴飲暴食をしないで、健康的な生活をするように心がけましょう。気をつけたいのは、異常なしの検査結果は、パーフェクトに健康という、太鼓判の証明ではないということです。あくまでも意味は、今回の人間ドックにおいては、身体に異常は発見されませんでした、という事です。
お酒をたくさん飲み、タバコを吸い、食生活も乱れている人が人間ドックを受けて、異常なしと出た場合は、今回はギリギリのラインで正常ラインに入ったまでに過ぎません。それまでどおりの身体に優しくないライフスタイルを送っていれば、病気を引き起こす可能性もあります。今回は異常なしと出た人であっても、定期的に健康診断を受けて、自分の健康に関心を持つことは大切です。お気に入りの医療機関を見つけて、毎年同じクリニックや病院で、人間ドックを受けるのも良いでしょう。
データが残りますから、検査結果の経年変化で、健康管理もしやすくなります。